秩父、浦山ダムのほとりにある「うわごう道」「ばんごう道」を歩きました。山中の集落を繋ぐ山道です。この土地は4年ぶりの訪問です。前回は時間の都合で歩けなかったのですが、今回はいけそうです。なお、今回は西武秩父駅から日向までバスで向かい、そこから歩きました。車ではないので、帰りの芝桜大渋滞などは気にする必要がありません。やったね!
大体の地図です 異議がある方は国土地理院の地図を見てね
日向は現在も人が住む集落です。まずはここから坂道を15分ほど歩き、岳集落へ向かいます。
これはH24年に撮ったピンボケ写真です
岳集落の入口付近にあったこの建物は、H25年に焼失してしまったとの事でした。周りの木が黒く焦げており、写真左手の小屋のトタンが溶けていました。
がれき
さらには集落の神社近くにある家も半分崩壊していました。すごく雰囲気の良い家だったのですが…
4年前はこんな感じ
六地蔵(一体どこかへ持っていかれてしまったとのこと…)
神社から六地蔵まで戻り、右へ曲がるといよいよ「うわごう道」へ入っていきます。
竹林
岳集落を出た直後は竹林。しかしまもなく杉林となり、景色としては正直物足りない感じです。
大黒天・聖徳太子尊
20分程歩き、少し高いところへ来ました。大してアップダウンはありません。正直、最初のバス停~岳集落の上り坂が一番きつかったと思います。ここのピークを越えると下り気味となり、とうとう携帯(SB)の電波が入らなくなりました。
巣郷集落
道の下のほうに平らになっている土地があります。石垣を積んで土地を造ってありました。巣郷集落の跡との事です。この付近に道標があり、左へ登るように「うわごう道」を進むとさらに奥にある集落へ行けるようです。真っ直ぐ進むと「ばんごう道」に入り茶平集落へ行けるようです。
ところで道標および分岐ですが、動物(恐らくイノシシ)の糞を避けるのに夢中で全く気付かずに真っ直ぐ進んで「ばんごう道」に入っていました。結果オーライです。
傘地蔵
こういう人工物があると、道合ってるという安心感を得られますね。また、広葉樹が増えて来ました。新緑が綺麗です。
茶平集落の廃屋
岳集落から45分程で茶平集落に到着しました。前回訪れた時にはなかった立ち入り禁止の貼り紙などが見られます。頼まれても立ち入りません。びびりなので。
新緑
7円の年賀はがき
下山
茶平入口のバス停へ向かいます。結局、アスファルトの登り降りが一番辛いという事がわかりました…
おわり