先月SAS(英国陸軍特殊空挺部隊)の入隊検査を受けた。先週検査結果の報告があり、めでたく(?)合格となった。
無呼吸回数が31回/時との事で、中程度の無呼吸症候群と診断された。
結果報告を受けたその日からCPAPが貸出された。早速その晩から装着して寝てみた。
良い点
- 目覚めた時の爽快感が違う(頭がぼーっとしない)
- 装着してもそこまで違和感はない
悪い点
- 電源が必要
- 固定バンドによる強烈な寝癖
- 送風により喉が乾燥する
- 枕に顔を埋められない
- 装着すると会話が困難(ダースベイダーみたいになる)
- 器具のお手入れ
- 月一の受診
ナステントと比べて、就寝時の体勢が制限されるという点は否めないが、喉に管があたる違和感が無い事、加えて価格面からしてもCPAPの方が有利。(ナステントの約4分の1)
器具装着時の違和感は思ったよりなかった。むしろ事前検査の際の脈拍と酸素濃度を測定するセンサー(鼻下に管と指先にセンサーを装着する)の方が厳しかった。このあたりは個人差が大きそうだけど。
なんだか悪い点が沢山出ているが、目覚めの爽快感で帳消しされ総合的に良いという感想。
結果報告の際、医師から「検査の日は良く眠れましたか?」と聞かれた。
慣れない環境で、夜中一度起きてしまったため「いやぁ…ちょっといつもよりは眠れなかったかな…」と答えたのだが、「まあグラフをみると15分で入眠していますし」と半笑いで返された。のび太の様に秒速ではないものの、この寝つきの速さは少々恥ずかちい。妻からも「センサー沢山つけられてるのに15分で…(クスクス)」と笑われた。うるせー。おわり。