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高い所でコショコショ話

日記 旅行記

電車で歴史の学習漫画を読んでいる親子がいた。親は自分と同じ世代だろうか。
昔の子供達の遊び道具(めんこ)なんかが載っているページを開いて、子供が「あ!ゲームボーイ!ヒカキンがやってたよ」と一言。
昔はこのくらい(スマホを見せながら)のカセットをファミコンに挿して遊んだんだよ。と親が補足説明。
自分が生まれたのが3x年前、ファミコンスーパーファミコンだなんて盛り上がっていたのが2x年前。
思えばずいぶんと未来に来てしまったものである。しかし一方で本当に自分は3x歳なのだろうか?という思いも。
地に足のつかない人生。フワフワと歩いてるんだか止まってるんだか、上っているのだか下っているのだかわからないうちにここまで来てしまった。
坊やおじさんみたいにならないように頑張れよと心の中の2コンマイクに向かって語りながら電車を降りた。ファミコン持ってなかったけど。
着いたのはとうきょうスカイツリー駅。なんだか間の抜けた名前に変わってしまったなと、なりわらのありひら(何故か変換できない)に思いを馳せる。
関係ないがヤリイカのカラマリフライとありわらのなりひらは似ているようで似ていない。
電波塔の上に上がるとフワフワ感が倍増する。ここは危険地帯だと脳がアラートを出す。
俺は窓ガラスなど信用しない。壁を背にして少し離れた位置から景色を楽しむ。この時ばかりはゴルゴ13ばりの用心深さを発揮する。
350mの展望台からさらに上に行くエレベータに乗る。俺は最後に乗る。用心深い男だから。
「ドアはガラス張りですので外の景色がお楽しみいただけます」という案内の声に「最悪だ」と一言。エレベータ内失笑。やさしい人が場所を代わってくれた。
天望回廊は地獄であった。なんという眺めの良さ。そして揺れ。揺れてないよと言われても揺れている。足元のフワフワ感をここまで引っ張るとは思わなかった。マジ勘弁。
地上450mから345mのフロアまで下降。先程より地面感は増すが、所詮天空。さらに下の340mのフロアまで下りる。先程より5m分地面感が増す。
ところがこのフロア、床がガラス張りになっている箇所がある。東京タワーみたいに3,40cm四方のガラスかとおもいきや畳2畳分くらいがガラス張りになっている。気が狂っている。
ガラスの上でどこかの子供がはしゃいでジャンプしている。頭がおかしくなりそうだ。
この子供タワマン育ちに違いない。だから高所への恐怖心が無いのだと自分に言い聞かせる。言い聞かせたところでなんの得にもならないのだが。
火遊びするとおねしょするみたいに、高い所を馬鹿にするとおねしょすればいいのに。この子供にごめんなさいもう高所を馬鹿にしません~と言わせたい。言わせてどうするホトトギス
おじさんは一昨年うんこ漏らしたけどな。高い所馬鹿にしてないのに。トホホギス。