高い所が苦手だ。という事を人に話すと高所恐怖症なんだねと言われるが本当にそうなのだろうか。
もし高所恐怖症であれば、例えば10階建てのビルのフロアに勤める事だって無理であろう。
実際に高層ビルに勤めているが、フロア内に居る時は恐怖を感じたことがない。
エレベータホールなど、外の景色が見える所にきて外の景色が見えたりした時に恐怖を感じるのだ。
しかも「もし、この窓ガラスが外れちゃったらやばくないか」
といったバカみたいな事を考えて怖くなってしまう。
可能性の低い事を考えてしまい、怖くなってしまうのだ。
遊園地に行けば「もしジェットコースターの支柱がちょっと曲がっちゃったらどうしよう」
ビルを眺めては「もしあの上の方のちょっとしたでっぱりに腰かけてしまったらどうしよう」
展望台の階段を下りる時「床の鉄骨が錆びて抜けてしまったらどうしよう」
などなど。
これは「クソ漏らしちゃったらどうしよう」「赤ちゃんできちゃったらどうしよう」「妹が12人押しかけてきたらどうしよう」
などといった、起こってもどうにかなるような問題ではなく、発生=死という問題であるため、どれだけ発生の可能性が低いと言われたところで恐怖心が拭えないのだ。
なので、高い所への恐怖というより死への恐怖感なのだろう。
たまたま高い所がその恐怖感を煽られやすいというだけなのだ
なのでこれからは高所恐怖症と言われたら、そうではなくただの妄想バカなんですよ、と答えよう。
誰がバカだよこのやろう。
それにしても、この記事を読んだキレイなお姉さん30人が「アタシがそんな事忘れさせてア・ゲ・ル(はぁと」と押しかけてきちゃったらどうしよう。
ほらみろ、オチないじゃねえか。