ばいあすにゅーたうん

俺は屁をこくシステムだ

傷の舐め合い 庇い合い

自転車で薬局へ向かう途中、コンビニに寄ろうと思った。

駐車場の入り口が少し坂になっているため立ち漕ぎの姿勢になり、足を踏み込んだ瞬間、自転車から転げ落ちた。

何が起きたかわからなかった。

ふと自転車の方を見ると茶色く錆びたチェーンが外れていた。

錆び過ぎて切れてしまったようだ。

地面についてしまった左膝を見ると、擦り傷から血が滲んでいた。ついてない。

いやそんな事は無い。

僕は何処へ行こうとしていたんだ。薬局じゃないか。絆創膏でもなんでも売っているじゃないか。

そうだ、傷パワーパッドを試してみようじゃないか。貼った事ないからな。よし!

薬局の駐輪場に自転車を停め、店内に入って行く。

治りは早いのかなー?どんな感じなのかなー?少しワクワクしてしまった。

むしろ転んで良かったとまで思い始めていた。

通路に放置されていた台車に右手をしこたまぶつけてしまった。いてえ。馬鹿馬鹿。最悪。

しかも傷パワーパッド意外といい値段する。もうだめだ。